事業内容

シムトレックのミッション

株式会社シムトレックの社名には、シミュレーション(Simulation)技術を用いてお客様の課題解決への道のり(Trek)を共に進んでいきたい、という願いが込められています。
当社が提供するすべてのサービス・製品は、シミュレーション技術を応用したものであり、常にお客様に価値を提供できるよう開発されています。


当社代表は、生産シミュレーションのみならず、製品の開発で活用されるCAE(Computer Aided Engineering)についても深い知識と豊富な経験を有しています。製造業を取り巻く課題に対して、シミュレーションの力を活かした最適なモデル構築と運用が、生産性と競争力向上につながると確信しています。


また、急速に進展している生成AIを含む各種AI技術との融合も積極的に進め、より高度で付加価値の高い製品・サービスを開発し、お客様の課題解決に貢献してまいります。

生産シミュレーションシステム開発

・大規模な生産・物流モデルを半自動構築
・複雑な工程や多品種のシミュレーションを高速実行
・MotionBoardと連携、柔軟なUIカスタマイズ対応
・生産計画・現場管理など、個別アプリケーション開発

シミュレーションの役割

製造業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)は、成熟度に応じて以下の5段階に分かれています。

①記述

過去および現在の情報を収集し、正確に把握・記録する段階。主にIoTやMES(製造実行システム)などを活用して、生産実績や稼働状況を可視化します。

②診断

記述されたデータを分析し、課題や異常の要因を明らかにする段階。現場のボトルネックや工程の無駄を発見するのに重要です。
しかし、これらの技術だけでは将来の予測や最適化まで踏み込むことは難しく、対象となる時間軸は過去と現在に限定されます。

③予測

未来の状態をシミュレーションで再現・検証する段階。生産ラインや設備といった実際の工場環境をモデル化し、将来の需給や生産能力を予測します。

④最適化

複数のシナリオから最も効率的な判断を導き出す段階。シミュレーションにより、設備や人員配置、計画の最適パターンを算出します。
このシミュレーション技術により、生産予測や最適化といった、未来を対象とした取り組みが可能になります。

⑤自律制御

AI(機械学習や生成AIを含む)を活用し、最適な判断を自動で実行する段階。完全な自律型ものづくりの実現を目指します。

当社は、IoT・MES・シミュレーション・AIを統合活用した「生産デジタルツイン」を提供することで、製造業のお客様が現在の「記述」「診断」の段階から、未来の「予測」「最適化」、さらには「自律制御」へと着実にステップアップできるよう支援いたします。

製造におけるECMとSCMの連携

製造業の競争力強化には、製品供給を管理するサプライチェーンマネジメント(SCM)と、製品開発の流れを管理するエンジニアリングチェーンマネジメント(ECM)との連携が重要です。

SCM(Supply Chain Management)

調達・製造・物流・販売までの全体最適化を担う領域。計画の変動に柔軟に対応し、コスト最適化や納期遵守を実現。

ECM(Engineering Chain Management)

設計・開発・生産準備までのエンジニアリング領域。多品種・少量生産や短納期化に対応する設計業務を効率化。

両者の中心には「製造」が位置し、本来はSCMとECMが密接に交わり、統合されるべき重要な接点です。

しかし、実際の製造現場では、SCMとECMが十分に融合されず、それぞれ独立した活動として進行することが多く、大きな課題となっています。当社では、この課題を克服するため、製造現場においてSCMとECMを効果的に統合・連携させることを目指した製造業DXの推進を提案しています。

私たちが提供するDXソリューションにより、製造を軸としてSCM・ECMの情報をスムーズに統合し、生産効率や製品競争力の向上をサポートいたします。

当社のターゲット領域

当社が提供する生産シミュレーション活用システムのターゲット領域をご説明します。
製造業における活動は大きく、研究開発を中心としたエンジニアリングチェーン(技術系領域)と、生産や物流など現場運用を中心としたサプライチェーン(技能系領域)に分類できます。

エンジニアリングチェーン (Engineering Chain)
  • 研究開発中心の技術系領域
  • 形式知・IT技術が重視
  • CAEや設計支援などが対象
サプライチェーン (Supply Chain)
  • 生産・物流中心の技能系領域
  • 現場・設備・暗黙知が重視
  • 生産管理・工程管理に直結
生産デジタルツインとは?

当社ではこの2つの領域をつなぐ技術として、「GoSoL(生産シミュレーション)」と「MotionBoard(現場UI)」を統合した『生産デジタルツイン』を提案しています。
この生産デジタルツインは、自社開発の生産シミュレーションソフトGoSoL(ゴーソル)と、ウイングアーク1st社のMotionBoardをユーザーインターフェースとして統合したものです。

当社では、これら二つの領域を融合する技術として『生産デジタルツイン』を提案しています。
特にターゲットとするのは、サプライチェーンの領域です。すなわち、日々の生産管理や現場管理で実際に役立つ、生産シミュレーションを活用したアプリケーションを提供し、お客様の現場業務の効率化をサポートします。

当社が提案するソリューション

生産シミュレーションは、20年以上前から存在しており、その価値は明確です。しかし広く普及する状態になっていません。その原因を以下に挙げます。

なぜ普及しなかったのか?
  • モデル作成や運用に専門知識や手間がかかりすぎる
  • モデル構築や維持管理が難しく、現場の負担が大きい。
  • 自社業務への柔軟なカスタマイズが難しい
  • 汎用的なパッケージソフトでは各企業特有の現場業務に対応できず、実用化するためには大きな手間がかかる。
  • 具体的な活用方法が現場でイメージしにくい
  • 経験や勘に頼った従来の業務が定着しているため、シミュレーションを使って「何を改善したいか」が明確にならない。

生産シミュレーションは、IoTやAIなどの最新技術と融合することで、未来を予測し最適化する「古くて新しい技術」です。
当社では、普及を妨げる原因を払拭すべく、以下組み合わせによる独自ソリューションを提案します。

自社開発生産シミュレータ:GoSoL

高速かつ柔軟に生産ラインを再現・予測できるシミュレーションエンジン。

アプリケーション開発プラットフォーム:MotionBoard

直感的な操作性とダッシュボードで、現場とつながるシステムを実現。

製造業の経験に基づくコンサルティング能力

業務フローや工程の理解に基づいた、実践的で効果的な導入支援。

活用事例

用途・目的
  • 内示情報・受注情報をもとに生産計画を動的に最適化
  • 設備や作業者のリソースを最大限活用し、工場生産性を向上
  • 設備故障や受注変動に対するWhat-if分析
  • 山積み計画を定量化し、現場監督者の意思決定をサポート
活用データ
品目マスタ 工程マスタ 設備マスタ 作業者スキル情報 稼働カレンダ 受注情報

3D測定データ活用ソフトウェア開発

・3D測定データをCAD/CAEの領域に融合
・測定点群データを参照したFEメッシュ形状制御
・検具レスを実現する独自シミュレーション技術

工場自動化設備の設計・開発

加工機や測定機など、独自設備を提案

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